Smart OrderはAirbnb API連携を拡充し、リスティング、予約、ゲスト情報の管理機能をホテル管理システム(PMS)にさらに集約しました。
今回のアップデートでは、リスティング情報と写真、アメニティ・設備とアクセシビリティ情報、料金と空室状況、予約設定、到着・出発時の案内、予約対応、Airbnb専用プロモーションに対応しました。これらの機能はAPI接続済みのリスティングでご利用いただけます。利用可能な範囲は、アカウントの権限、同期設定、Airbnbが定める要件によって異なります。
施設管理者は、日常のPMS業務の中でより多くのAirbnb関連タスクを処理できるようになり、システムの切り替えや重複する事務作業を減らせます。
Airbnbアカウントを接続し、リスティングの同期を管理
Airbnbアカウントの連携を承認すると、Smart Orderは接続されたアカウントを識別し、既存のリスティング情報を取得して紐付けや管理に利用できます。
PMSの客室タイプや客室を対応するAirbnbリスティングに紐付け、連携に対応している項目のうち、同期するデータを選択できます。Smart Orderは既存の予約設定も取得し、変更に対応している項目はPMSの該当機能から管理できます。
接続済みのリスティングは、Smart Orderから掲載または掲載停止を行い、公開状態を管理できます。掲載を停止しても、リスティングの削除や既存予約のキャンセルは行われません。これらの機能は既存のAirbnbリスティングを対象としており、新規リスティングの作成には対応していません。
詳しい設定手順は、Airbnb接続ガイドをご覧ください。
リスティング情報、写真、アメニティ・設備を更新

連携機能の拡充により、施設管理者は接続済み施設のAirbnb上での表示内容を、より柔軟に管理できるようになりました。
Smart Orderでは、次の情報を管理できます。
- 施設の詳細: 施設タイプ、貸し出しの区分、階数、建築年、施設面積などの対応項目。
- リスティングの説明: 既存の言語版におけるタイトル、説明文、ゲストが利用できる範囲、交流に関する案内、その他の注意事項。
- 写真: Airbnbへの画像アップロード、並び順の変更、カバー写真の選択、キャプションの編集、写真の削除、対象スペースとの紐付け。
- 既存のスペース: 寝室、バスルーム、リビングなどのスペースに関する対応項目。ベッド、プライバシーに関する情報、アメニティ・設備、写真などが含まれます。
- アメニティ・設備: 施設全体の設備と、対象スペースとの紐付け。
これらの管理機能により、リスティング情報を整理し、ゲストが予約前に宿泊施設の様子をより明確に把握できるようになります。
施設の住所は引き続き読み取り専用です。スペース管理の対象は既存のスペースに限られます。説明文の編集には、自動翻訳や新たな言語版の作成は含まれません。

料金、空室状況、予約条件を管理
Smart Orderは、リスティングの紐付けと料金プランの設定に基づいて、料金と販売可能な客室数を同期します。
Airbnbでの予約手続き中に行われる空室確認が通常の同期を補完し、客室数の食い違いが生じるリスクを抑えます。
また、以下の予約条件についても、連携に対応している項目を管理できます。
- キャンセルポリシー: Airbnbリスティングで利用可能な選択肢を使い、短期滞在と長期滞在のキャンセルポリシーを個別に管理します。
- チェックイン・チェックアウト時刻: チェックイン可能な時間帯とチェックアウト時刻を設定します。
- ハウスルール: ペットの同伴可否や同伴可能な頭数、喫煙、イベントに関する条件を管理します。
- 静かに過ごす時間帯: ゲストに静かに過ごしていただく時間帯を設定します。
- 「今すぐ予約」のウェルカムメッセージ: 「今すぐ予約」で予約するゲストへのメッセージをカスタマイズします。
現在、編集できる「静かに過ごす時間帯」は1つです。Airbnbですでに複数の時間帯が設定されている場合は、それらを引き続き表示できます。ウェルカムメッセージは「今すぐ予約」専用の機能であり、汎用的な自動メッセージシステムではありません。
予約可能期間外のリクエストに対応
予約可能期間の拡張機能により、Airbnbが認める場合、ゲストは設定済みの予約可能期間より先の日程をリクエストできます。
施設管理者は予約を承認するかどうかを自ら判断しながら、より先の日程の予約にも対応できます。予約可能期間外の日程は、条件を満たすリクエストの対象となりますが、自動的に「今すぐ予約」で予約可能になるわけではありません。

到着・出発時の案内をよりわかりやすく
Smart Orderでは、ゲストが到着前やチェックアウト時に必要とする情報を、より詳しく管理できるようになりました。
チェックイン方法や、入口の場所、鍵の受け取り方、施設への入室方法を説明する画像付きガイドを管理できます。ゲストが移動を計画しやすいよう、施設への道順や現地の交通情報は別途管理します。
チェックアウト時の案内として、タオルの取り扱い、ゴミの処理、家電の扱い、鍵の返却について説明を用意でき、施錠に関する指示は別途設定できます。
これらの情報を最新に保つことで、ゲストは滞在の各段階で必要な行動を把握しやすくなります。チェックインガイドは入室の手順を伝えるものであり、スマートロック機器との連携は含まれません。

安全に関する注意事項とアクセシビリティ機能・設備を管理
今回の連携では、施設がゲストのニーズに合うかどうかを判断するための情報も管理できます。
施設管理者は、階段、騒音、共用スペース、施設内のペット、監視機器、水に関する設備や環境、その他の安全上の注意点など、ゲストに事前に伝えるべき情報を管理できます。これらは施設の状況を説明するものであり、ゲストに求める行動を示すハウスルールとは役割が異なります。
アクセシビリティ機能・設備については、対応項目の範囲内で施設や各スペースの情報を管理し、機能・設備を確認できる写真を提出して、Airbnbの審査状況をSmart Orderで確認できます。
アクセシビリティ機能・設備の申請内容はAirbnbが審査し、承認の可否を判断します。確認用の写真をアップロードしても、その機能・設備が自動的に承認されるわけではありません。
予約と予約リクエストに対応
Airbnbの予約はSmart Orderに取り込まれ、施設管理者はPMSで予約情報を確認し、関連するステータスの変化を確認できます。
「予約リクエスト」(Request to Book)の対象となる予約は、Smart Orderから承認または却下できます。このフローが適用されるかどうかは、Airbnbのルールとリスティングの設定によって決まります。リクエストに対応しているからといって、すべての予約を手動承認に切り替えられるわけではありません。
ホストが行うキャンセルの完了を確認
ホストによるキャンセルは、AirbnbとPMSの予約ステータスの整合性を保つため、次の順序で処理されます。

- Smart OrderからAirbnbへのキャンセルリクエストを送信します。
- システムが、Airbnbで予約がキャンセルされたことを確認します。
- その後、Smart Orderが対応するPMSの予約をキャンセルし、処理結果をシステム通知でお知らせします。
この手順により、リクエストの送信とキャンセルの完了を区別できます。PMS内の予約だけをキャンセルしても、Airbnbの予約はキャンセルされません。Airbnbのペナルティや予約可能日の制限が適用される場合があります。
Airbnb専用プロモーションを管理
Smart Orderは、個別に管理できる次の2種類のAirbnbプロモーションに対応しています。
- 高評価ゲスト向け割引: Airbnbの利用条件を満たすゲスト向けに、プロモーションの有効・無効を切り替え、適用日を管理します。
- モバイル割引: 対象となるAirbnbのモバイル予約向けに、プロモーションの有効・無効を切り替え、適用日を管理します。
利用条件、割引率、日付の制限はAirbnbのルールに従います。これらのプロモーションで独自のゲストグループを作成することはできません。また、モバイル割引はスマートフォンから行われたすべての予約に適用されるわけではありません。
施設の販売方針に合わせて、Airbnbでの予約を後押しする施策としてご活用ください。

より多くのAirbnb業務をPMSに集約
今回の連携アップデートにより、Smart Orderは、リスティング写真や予約条件の管理から、ゲスト向け案内の準備、予約対応、対象プロモーションの管理まで、より幅広いAirbnb業務を1つのワークフローに集約します。
施設管理者は、より多くのAirbnb情報をSmart Order内で最新に保てます。利用可能な操作は、アカウントに付与された権限、同期設定、Airbnbの要件によって決まります。
Airbnbの情報更新や予約対応をPMSにまとめたい方は、ぜひSmart Orderのデモをご予約ください。担当者が実際の画面を使いながら、Airbnb連携の機能や操作方法、日々の運用への活用方法をご紹介します。
すでにSmart Orderをご利用中の方は、接続済みのAirbnbリスティングで、施設情報やゲスト向け案内、プロモーションの設定をご確認ください。