1. 客室のマッピングが正しくても、料金プランの朝食、キャンセル条件、宿泊人数が誤った内容で販売されている場合があります。
2. 連携を変更する前に、同じ客室、日程、宿泊人数、販売条件で比較してください。
3. 紐付けの修正は今後の販売を適正化します。既存の予約は、ゲストが予約した内容に照らして個別に確認する必要があります。
料金プランのマッピングエラーは、Trip.comの管理画面では見落とされがちです。客室写真は正しく、空室状況も更新され、予約も届いています。それでも、ゲストが朝食付きで予約したのにフロントには素泊まりの予約が届いたり、経理が確認するキャンセル条件が予約確認書と異なっていたりすることがあります。
料金プランのマッピングとは、ホテル管理システム内のどの料金プランをTrip.comの販売プランに対応させるかを設定することです。名称が異なっていても、双方のプランで提供する宿泊内容は一致している必要があります。まずゲストが購入する内容を確認し、その販売プランをどの連携プランが管理しているかを調べましょう。
Trip.comで販売したいプランの内容を書き出す
対象となる客室、料金プラン、問題が発生している日付を1つずつ選びます。含まれる食事、キャンセル期限または返金不可の条件、料金に含まれる人数、子どもの取り扱い、追加人数分の料金を記録してください。プランによって支払時期が異なる場合は、それも記録します。
「デラックスダブル、大人2名、朝食2名分、指定期限まで返金可能」のように具体的に記述します。「BAR2」や「Flexible B」といった名称だけでは、ゲストに何を提供すべきか、ほかの管理者には伝わりません。
その記述をTrip.comで実際に販売されているプランと比較し、該当する予約があれば1件確認します。公開画面には現在購入できる内容が表示され、既存の予約には特定のゲストが過去に購入した内容が記録されています。ポリシー変更後に両者が異なっていても、問題がない場合があります。
現在販売中のプランが直ちに問題を引き起こす場合は、通常の販売管理機能で該当プランのみを一時停止します。販売停止が反映されたことも確認してください。ほかの料金プランが正しい場合は、客室タイプ全体の販売を停止しないようにします。
食事・キャンセル条件・宿泊人数の不一致を特定する
朝食が含まれない、余分に付く、人数分が正しく計上されない
朝食の有無と提供人数の両方を確認します。大人1名分の「朝食付き」と朝食2名分は異なり、子どもの朝食には別の条件が適用される場合もあります。予約確認書、Trip.comの販売プラン、ホテル管理システムの料金プランに記載された運用上の注意事項を照合してください。
Trip.comでは朝食付きで販売しているのに、連携先のホテル管理システムのプランが素泊まりになっている場合は、選択されているプランの紐付けを確認します。双方とも朝食付きなのにフロントへ送られる提供人数が誤っている場合は、新たな料金プランを作成する前に、宿泊人数と付帯サービスの記録方法を確認してください。
提示されたキャンセル条件が一致しない
返金の可否、表示されているタイムゾーンを含む正確な期限、期限後に発生する料金を比較します。「フレキシブル」という表記だけでは不十分です。到着前日まで無料キャンセルできるプランもあれば、それより早く期限を迎えるプランもあります。
予約成立時に適用されていたポリシーを維持してください。現在のプランを変更しても、過去の予約に新しいキャンセル条件を適用する理由にはなりません。Trip.comで提示された条件とホテルの記録が食い違う場合は、証拠を保存し、予約時に確定した条件に基づいて対応します。
1名利用・2名利用・子ども・追加人数分の料金が異なる
問題が発生したときと同じ宿泊者構成で検索します。大人2名の客室料金が正しくても、1名利用や家族向けプランが正しいとは限りません。子どもの年齢と、エキストラベッドが料金に含まれるのか、リクエストに応じて手配可能なだけなのかを記録してください。
定員と料金は分けて考えます。設備上は3名が宿泊できる客室でも、追加人数分の料金、異なる食事数、または連携で対応可能な人数別料金の設定が必要な場合があります。家族向けプランを見た目が近い大人向けプランに紐付けるのではなく、適切な設定項目で宿泊人数の上限を修正してください。
1つの客室にTrip.comの販売プランが複数あると、どの料金プランが選択されているか把握しにくくなります。Smart Orderのチャネルマネージャーは、料金更新と受信予約をホテルの業務フローに連携し、各販売プランの料金送信先と予約受信先となるホテル管理システムのプランを、管理者が効率よく確認できるようにします。
Trip.comの販売プランとホテルの料金プランを常に一致させる
修正した連携で販売を拡大する前に、客室、料金プラン、受信した予約をまとめて確認しましょう。
紐付けの誤りと価格差を切り分ける
価格を比較する際は、日程、客室、宿泊人数、子どもの年齢、通貨、税金の表示方法を統一します。端末、ログイン状態、プロモーションの適用条件も揃えてください。連携している料金プランが同じでも、会員割引やキャンペーンによって価格差が生じる場合があります。
販売プランで約束している内容が誤っているのか、最終価格だけが異なるのかを確認します。食事やキャンセル条件がホテル管理システム内の別のプランに該当する場合は、紐付けを調べる必要があります。提供内容は一致していて、特定の宿泊人数の料金だけが異なる場合は、まず人数別料金と料金調整ルールを確認してください。
各設定をどこで管理しているかも確認します。基本料金が更新されても、食事内容、子どもに関するポリシー、キャンセル期限まで同時に変更されたとは限りません。連携システムが管理する項目と、引き続きeBookingで管理するアカウント固有の設定を記録してください。
例えば、朝食付きプランの料金を素泊まりプランへの加算額で設定している場合があります。紐付けは正しくても、加算額が二重に入力されていれば、別のプランに連携し直しても元の誤りは解消しません。料金ルールとゲストに表示される合計金額を併せて確認してください。
メニュー名や利用できるマッピング設定は、サービス提供会社や施設アカウントによって異なります。サービス提供会社やTrip.comのアカウント担当者が実際の連携変更を行う場合も、同じ運用確認を実施してください。
料金プランの紐付けを1つ修正し、テストする
対象を将来の限られた期間に絞り、販売が承認された料金を使用します。既存プランの識別情報を保存し、別のシフトのスタッフに変更を上書きされないよう、調整担当者を1名決めてください。
- 料金プランの紐付けを変更する前に、施設と実際の客室タイプが正しいことを確認します。
- 食事の提供人数、キャンセル条件、宿泊人数別の料金を基に、対象となるホテル管理システムのプランとTrip.comの販売プランを比較します。
- サービス提供会社のマッピング手順に従い、既存プランから正しい組み合わせを選択します。新しいプランは、ホテルが新たな販売プランを実際に必要とする場合にのみ作成します。
- 変更の影響を受ける派生料金や、アカウント固有のポリシー設定を確認します。
- 連携で対応している更新を1件送信し、対象の販売プランに反映されることと、無関係な正常なプランが変更されていないことを確認します。
- ゲストとして再検索した後、合意済みの支払い・キャンセル条件に基づき、承認されたテスト予約を確認します。
プランがほかの宿泊人数にも対応している場合は、標準の大人2名検索だけでなく、複数の条件でテストします。1名利用、通常の大人の宿泊人数、子どもの料金区分が切り替わる年齢付近での家族検索を比較してください。検索結果を表示させるためだけに、対応していない宿泊者構成を販売可能にしてはいけません。
朝食の提供人数、キャンセル条件の文言、最終価格、現地払いの有無と金額をそれぞれ確認します。想定どおりの1泊料金は有用な判断材料ですが、それだけではすべての条件の一致を確認できません。
テスト予約をフロントデスクの予約管理画面で探します。意図した客室とプランで届き、約束した付帯サービスや宿泊人数をスタッフが確認できることを確かめてください。許可されたキャンセル手続きを完了し、同じ予約に更新が反映されることも確認します。
既存の予約を確認し、修正を完了する
誤った紐付けが有効だった期間に受信した予約を一覧にします。予約番号を使って、Trip.comの各予約確認書とホテルの記録を照合してください。料金、食事、宿泊人数、支払い方法、キャンセル条件は、予約時に確定した内容を維持します。
ホテルで承認されている手順に従い、館内向けの食事指示、ゲストに関するメモ、会計上の配賦を修正します。現在の連携が正しくなったからといって、ゲストに約束した内容を上書きしてはいけません。記録を適切に修正できない場合は、同じ予約に対する今後の変更を正しく維持する方法をサポートに確認してください。
次の業務引き継ぎも確認します。フロントには朝食の注意事項、朝食担当には修正後の提供人数、経理にはホテル管理システムの標準ポリシーではなく予約時に確定したキャンセル料が必要になる場合があります。「マッピング修正済み」という大まかなメモだけで済ませず、各作業の担当を明確にしてください。
最終的なプランの組み合わせと販売条件の説明は、ホテルのホテル管理システムの運用記録とともに保存します。どの検索条件でテストに合格したか、対象プランの販売再開を誰が承認したかも記録してください。
修正後、最初に入った実際の予約を再確認します。プランの複製、食事付きプランの変更、子どもや追加人数分のルールの調整を行う際も、販売条件を再確認してください。見慣れたプラン名でも、提供内容が変わっていることがあります。
よくある質問
客室のマッピングが正しくても、料金プランが誤っていることはありますか?
はい。正しい客室在庫に予約が入っていても、紐付けられたプランの食事、キャンセル条件、人数別料金が異なる場合があります。
Trip.comで価格差がある場合は、必ずマッピングエラーですか?
いいえ。プランの紐付けを変更する前に、プロモーション、税金、通貨、宿泊人数、ログイン条件、料金調整ルールを比較してください。
両方のプラン名を同じ名称に変更すべきですか?
名称を揃えるとスタッフが把握しやすくなりますが、結果を左右するのは実際の紐付けと販売条件です。名称の変更だけでは、正しいプラン同士が連携していることを確認できません。
紐付けを修正すると、過去の予約も自動的に修正されますか?
自動的に修正されるとは考えないでください。影響を受けた予約確認書を個別に確認し、ゲストが予約した条件を維持します。
販売プランはいつ再開すべきですか?
対象プランに範囲を限定した更新が反映され、ゲストの検索結果が提供内容と一致し、承認されたテスト予約がホテルの正しい記録に届いたことを確認してから再開します。